神の映画『ブルース・ブラザーズ』の神シーン
以前、『サマータイムマシン・ブルース』の記事を書きつつ、『ブルース・ブラザーズ』をみたくなったライオンです(完全に語感に引っ張られてます。安直)
『ブルース・ブラザーズ』、音楽好き・映画好きのなかでは、神とよばれる映画ですね
ライオンはかつて、
「ブルースブラザーズは絶対みたほうがいいよ!DVD買ってもきっと失敗しないよ!買って、損した〜(°_°) ってなったら、ライオンが買い取るよ!!」
と豪語しており、結果、現在ライオン家にはDVDが2枚あります。ちーん
人にすすめるのってむずかしい…(3枚目はいらないので、もう二度と言いません)
映画の中には名シーンがたくさんありますが、中でもここはすごーく有名ですね!(セリフ&訳は適当です)
ウェイトレス 「ご注文は?」
エルウッド 「ドライトースト」
ウェイトレス 「ジャムかバターは?」
エルウッド 「いらない」
ジェイク 「ぼくはフライドチキン丸ごと4羽」
ウェイトレス 「…飲み物は?」
ジェイク 「コーラを」
店主 「…ブルース・ブラザーズだ!」
実はこの場面、黒人である2人のアイロニーとユーモアが象徴的なシーンであることをご存知でしょうか?2人がオーダーしたメニューに注目してみましょう
◾︎ ドライトースト(白いパン)
黒人エルウッドの、白人への羨望、皮肉、そんないろいろが詰まっていそう
ちなみに「ジャムはいらない」は、ジャムセッションはいらない、公式の演奏バンドで資金を稼ぐのだから、という意思かもしれない(そうでもないかもしれない)
◾︎ フライドチキン4羽とコーラ
奴隷制のアメリカ南部、黒人たちは、安くて栄養価の高いチキンをよく食べていたそう。
また4という数字は、ルーズベルトの四つの自由を想起させますね。そしてコーラは、もちろんその黒い色。
いかがでしたか、「フライドチキン4羽」とオーダーしてみたくなりますね(?)
一見サラリと短いこのシーン、ぜひもう一度チェックしてみてくださいね〜