映画とネコとポップコーン

白猫(1歳♂)と、あたいちゃん(25歳♀)

芥川賞作家 羽田圭介さんは、受賞コメントもなんだかすごかった

 

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本屋さんで、『文藝春秋』を衝動買いしたライオンです

というのも、この中に掲載されている、羽田圭介さんの「受賞のことば」がちょっと気になったのです(作品はまだ読んでません)

 

一部だけ引用します

 

「すべての人々に感謝している」などと結果ありきの、世間から要望される言葉を、安易に書きたくはない。印象をよくするため、一つの流れへ収束される言葉を記すくらいなら、“世間から求められる言葉を言わなくてもいい自由さ”があることを、ここで提示したい。それがごく少数の、息苦しさを感じる人々の心に共鳴してくれれば幸いだ、好かれるか嫌われるか、右か左か、生か死かー 極端な片方にふりきること以外の、自由に選べる道が、何人にもあるはずなのだ。(「受賞のことば」より)

 

ひねてますね〜

今回の芥川賞、発表の時は又吉さんばかりフューチャーされ、「同時に受賞した羽田さんはどう思ってるんだろう…なんだかちょっと不憫…」なんて思っていたのですが、最近では羽田圭介さんを取り上げるメディアが増え、徐々に注目が集まっているような気がします

 

受賞作『スクラップ・アンド・ビルド』、ライオンもこれから読んでみますー!

 (『火花』も読みますよー!)